電気の使用状況を24時間監視。
最大需要電力(デマンド値)を抑えることで、節電・省エネ・コスト削減に貢献します。
デマンド監視システムの特長
- 定期的にデマンド監視データを分析し、節電・省エネ提案します。
- お客さまがインターネットでデマンド監視データ閲覧が可能です。
デマンド監視システムとは
24時間連続して最大需要電力(デマンド値)を予測し、設定した目標値を超過しそうになると警報を発信します。警報が出た場合、お客さま側で負荷設備を停止することで最大需要電力を抑制し、契約電力を下げることができます。
また、計測データにより電気の使用状況を日報、月報で報告します。
導入のメリット
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電気の使用状況を「見える化」できます
省エネルギー活動の第一歩は、エネルギー使用量の実態把握に始まります。その状況を目に見える形にすることが重要です。(使用状況の見える化)
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契約電力(最大デマンド)を低減することでコスト削減できます
設備の効率的な使用により、不意のピーク発生を抑制することで、適正な契約電力に低減できます。
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蓄積データを分析・活用できます
- ピーク時の電力使用機器を他の時間帯に移行・停止することでピーク電力を抑え、生産量を落とさずに負荷率を向上できます。
- 電力使用量および使用状況を把握しやすくなります。省エネ法・ISO14001に求められている電力管理が容易となります。
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省エネ活動の推進に役立ちます
警報を受けて、従業員の皆さまが負荷を調整、または停止することを通じて、社内の省エネ意識が向上します。
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デマンド超過を警報でお知らせします
「注意」「限界」の2段階で設定した目標デマンド値を超過しそうになると警報でお知らせするため、デマンド値が確定する前に対処できます。また、お客さまの指定されたメールアドレスへ警報内容を送信(最大5箇所)することができます。
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測定値や警報を複数箇所で表示できます
事務所や各フロアーなど複数箇所で測定値の表示や警報発報するには、表示器を設置します。警報だけ複数箇所で発報させることもできます。
何台でも増設は可能ですが、お客さまの設備状況によって費用が変わりますので、担当技術員にご相談ください。
次のいずれも監視サービス手数料とは、別の費用が必要ですので、ご注意ください。 -
ランニングコストは安価。初期費用は不要です
初期費用は、標準的なご利用の場合必要ありません。監視サービス手数料には、監視装置の取り付けからメンテナンスおよび監視システムの運用までを含んでいます。
また、万が一装置が故障しても迅速に対応いたします。
お客さまの声
機械の過剰稼働に気づくことで、デマンド値15%ダウンへ。
調査してもらうと、集塵機3台が過剰に稼働していることが分かりました。
効率的に稼働させることで、デマンド値を190kWから160kWに下げることができました。
数値が見えると、社員一人ひとりの省エネ意識が高まる。
数値が見えることで省エネに対する社員の意識が高まり、ー10%のピーク電力削減につながりました。
契約に関するご注意
他社のデマンド監視を契約される場合、次のようなケースがありますので、ご注意ください。
- 契約がリース契約となり、点検保守契約を解除しても、リース代金を払い続けなければいけない。
- 点検保守の契約期間が更新となったとき、デマンド契約も更新しなければ、手数料が割高になる。
など、お客さまに不利な条件での契約になっているケースがありますので、他社のデマンド監視契約時は契約内容の確認をされるようご注意ください。
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- 当保安協会のデマンド契約締結後3年以内での解除については、解除金を申し受けます。