現場のご要望にあわせて、事故防止や省エネ・省コストに貢献しています。
お客さまの声
事例1:鋳造工場
点検精度を向上させつつ、停電点検の頻度を3年に1回へ変更できた
電気設備を安全に使用していくためには必要なことですが、年次点検のときの毎年の停電準備には苦労していました。「点検精度を保ちつつ、停電点検を延伸する方法はないか」と考えていたところ、関西電気保安協会さんから高圧回路と低圧回路の絶縁状態が常時監視できるマルチモニターシステムを提案していただきました。
電気回路の絶縁状態を常時監視することで、点検精度を向上させることができ、保安規程を変更のうえ停電点検を毎年から3年ごとに変更することにしました。停電点検を延伸できたおかげで、停電準備や停電時のバックアップ電源に要していた経費が削減できました。
事例2:機械製造工場
デマンド値の把握はもちろん、警報発生時の状況把握にも活用している
マルチモニターシステムでデマンド監視を行い、インターネット(全国デマンドWebサービス)から毎日の電力使用量をCSVデータで取得できるため、電力の原単位算出データに使用でき大変便利です。
また、マルチモニターの接点出力を利用して、設定したデマンド値を超えそうになると、工場内のパトライトを点灯させるようにして注意を呼びかけるとともに、Eメールで2段階のデマンド警報が取得でき、警報発生時の操業状態の把握に活用できています。
事例3:総合病院
停電発生時に原因がすぐ分かることで、その後の対応がスムーズになった
総合病院として運営している当病院では、古くから関西電気保安協会に電気の保安管理を委託しています。過去に病院外で起こった配電線の不具合により、全館が停電したことがありました。停電が発生したときは、医療機器の復旧や患者さんへの対応が大変だったのを覚えています。もし万一、当病院内で停電事故を起こすと、また大変な事態になると危惧していました。
担当技術員の方から、高圧絶縁監視サービスを導入すれば、停電が発生した場合は原因がすぐに分かって早い事故対応ができること、高圧電気設備の絶縁状態も常時監視によって停電を未然に防ぐ予防保全ができるとの提案をいただき導入に至りました。
雷などで瞬時停電が発生したときにも原因がすぐに分かりますので、早い対処で医療機器や患者さんへの対応がスムーズに行えることを喜んでおります。